XGS-PONではType B Protectionという冗長化の機能があります。
【構成】
OLTを2台用意し、2:Nの構成でONUと接続します。
OLT2台を一度スプリッタで1本に束ね、再度スプリッタでN台のONUに分岐させます。
【冗長化方式】
OLTがActive Standby方式で動作し、OLTおよびOLT~スプリッタ間の光ファイバーが冗長化されます。
設定した時点ではMACアドレスが若いほうがActiveとなります。
Active OLTがダウンした場合や光ファイバーが切れて全てのONUと通信できなくなった場合、Standby OLTがActiveとなりONUとの通信を開始します。
障害が発生しなくても、MCMSの「Force switchover」ボタンを押してActive OLTを切り替えることができます。
※Active OLTを決定するためのPriorityのような設定はありません。